ということで、本年度の芸術祭参加作品『我が哀愁の路地裏考音学』の公演は、予定キャパを上回るお客様にお越しいただき、好評のうちに無事終了することができました。
予告しました通り、今回は林・小林・川口の古参トリオが中心で、30年に及ぶちんどん生活を振り返り、出会った人たち、訪れたさまざまな土地などについて、当時の思い出のちんどん演奏を取り入れながら語る…大筋の構成は、といった感じです。
見所のひとつとしては、富山「全日本チンドンコンクール」で、囃子座(この3人のチーム名)が、かつて各賞に輝いた演目の再演です。
またゲストに迎えた、おなじみギター演歌・田浦高志氏圧巻の歌声と、紅一点風見花の舞いが、ステージに華を添えました。
後日、たまたまお会いする機会をえました、同芸術祭の審査員であられるA氏に
「だんだんと暮れてゆく空の向こうに、通天閣の灯がともり出し、それがちんどん演奏とマッチして、本当にきれいだった」
とのお言葉をいただきました。
これぞ、路上のエンターテイナー・ちんどん屋の真骨頂!借景の演出も、半屋外会場ならではの効果でございます。ちなみに、万国旗の掲吊も当方の演出にございます…いいでしょ!
さて、同ルナストリートでの通常公演は、今後も続きますので、是非お時間ありましたら、遊びに来てください。
*今回は、フォト日誌といいながら、ばたばたであまり写真が撮れませんでした。すいません~
きっと、そのうち上間さんがアーカイブスにアップしていただけると思いますので、お楽しみに!