6月17日『茨木福井小学校・父兄参観日観賞会』【茨木市・福井小学校】

前々回の記事にあります、「関西福岡県人会懇親会」のショウと比べて、観覧者の平均年齢が50~60歳近く違います。「ゆりかごから墓場まで」を謳って、全世代対応の商品やサービスを提供するメーカーや商社がございますが、我がちんどん通信社も、それに近かったりしますかね?
ちんどんの仕事には、いわゆる「ルーティーンワーク」というのは、ほぼ存在しません。だから難しく、だからハマるのかもしれませんね…というワケで、今回は大阪府茨木市にある小学校でPTA主催による、芸術観賞会に出演させて頂きました。

父の日であるこの日は、各小中学校で授業参観が催されたようです。
朝イチの通常授業を終えたあとのお昼前、全校生と父兄を体育館に集め、観賞会の始まりです。一概に小学生といえども、その反応は一年生と六年生では大きな差がありますし、内向的な子や外交的な子など個人差はもちろんあります。また、色んなところに赴かせて頂いておりますので、やはり地域差ってのが、どうしてもあったりします。

それでも、学校行事で「ちんどん屋を呼ぼう」などと考える学校(失礼!)は、その校風からして、子供たちの気質が慮れるような気がします。何かおごったような言い方で申し訳ありませんが、そうなのです!だからこそ、こちらも寸分も手を抜けない、これまたシビアな現場であるわけです。今回の子供たちも、とても素直に「びっくり」し「はずかしそうに」し「目を輝か」せ「大笑い」し「大声で歌」い「必至で手を振っ」てくれました。

出演メンバーが一足先に、体育館から退場した後、道具の片づけのため、独り現場に残った僕の耳に、たった今演奏した曲の歌声が聞こえてきました。子供たちが、口ずさみながら、渡り廊下をスキップし、じゃれあいながら教室に戻っていきます。う~ん、いい話じゃないですか!
さらに…やがて、彼等が将来職に就いたときに「ああ、そいうえば、こんな時はちんどん屋を呼ぼう!」と思ってくれたら、さらに、イイ話ですけどね。

ふふふ…このシメの言葉こそ番頭日誌たる由縁でございまする。 

この記事を友達に知らせる
活動フォト記録
ページトップに戻る