さて、お待たせしました10月13日に行われました、平成20年度文化庁芸術祭参加作品&第8回大阪市野外演劇フェスティバル参加公演、楽劇団・ちんどん通信社の『秋の色種 野漠の賑わい』公演のご報告であります。
もう、聞き飽きたと思いますが、超ハードスケジュールの最中に、暴挙とも思われる公演でございましたが、何よりも、メンバー一同をホッとさせたのが、当日目覚めて仰ぎ見る青空だったと思います。
抜けるような秋晴れの中、キャスト&スタッフ総勢25名、公演情報その3でもお知らせしました、大阪城公園特設円形劇場・ラフレシアに集結し、息つく間もなく準備とリハに追われます。
お客様の入りは、予想をはるか(?)に上回り、円形の客席は隙間ないほど埋まってしまいました。ありがたい限りでございますが、座席によって昼下がりの直射日光を浴びるエリアがあり、秋晴れ過ぎるのもどうかと…暑い思いをさせたお客様、申し訳ありませんでした。
さて、この日誌で公演内容をすべて解説することはできません。
私も、さすがに今回の公演中は雑事に追われ、間隙を縫っての撮影で、逆光位置を含め、円形舞台のため悪ポジションばかり。加えて、当たり前ですが、すべてのシーンを撮れておりません。ナイスショットは、いづれアップされるであろう上間氏の「ちんどんフォトアーカイブス」に委ねますので、ご了承ください。
5分オシでスタートーオープニングは、円形舞台の上と外周を囲むようにして登場した、総勢15人による「美しき天然」~「秋の色種」圧巻のメドレーで始まります。
林社長演じるところの、東西屋の中興の祖・勇亀(いさみかめ)…この装束の完成度は、なかなかなモンでございます。
対峙しているのは、なかよし弘一郎演じるところの、テキヤの大親分・伝安。
平林演じる、アイデアマン丹波屋久里丸(たんばやくりまる)と、楽隊広告で一世を風靡した、花田率いる広目屋・秋田柳吉(あきたりゅうきち)の運命の出会い。