■4月20日「桂蝶六改メ桂花團冶襲名披露船乗り込み」/猪俣

これまでの記事(投稿)で、何度もお知らせして参りました、公私共に親しくさせていただいております、落語家の桂蝶六師の三代目桂花團治襲名が、いよいよ今週末にせまって参りました。
それを記念して、早い時期から計画しておりましたのが、この「船乗り込み」です。

かつて、江戸や京都の歌舞伎一座が、飾り立てた船に乗り、道頓堀から劇場へと派手に「船乗り込み」した風習。昭和22年「戎橋松竹」杮落とし興行で、当時の出演者たちが、それにならい、張りぼての船に乗って路上を練り歩き劇場入りしたという記録があります。
その68年ぶりの「船乗り込み」復活を、今回の襲名披露に際して、蝶六師が強く希望され、実現に至ったわけです。

船は、師が教鞭をふるう放送芸術学院専門学校のみなさんの制作です。
さらに、蝶六師の希望で、68年前に、この船乗り込みを発案したのが、花月亭九里丸で、ご存知ちんどん界の大名跡であることから「僕の時は、口上、演奏などの演出を是非とも東西屋さんに」とオファーを頂き、林社長の口上と小林・川口コンビによる囃子方が出動しました。

三代目花團治生誕の地として、池田市は石橋の商店街と池田の商店街での巡行
その間を縫って、花團治一門の皆さんと、呉服神社へ成功祈願のお参り。

あれだけ全国的に、降り続けるといわれた雨が、この成功祈願の時にはぴたりとやみました。
まさに、天も花團治の新たな門出を祝っているに相違ありません。
26日の日曜日に、正式に三代目花團治が生まれます。
我々も、池田アゼリアホールに応援に駆けつけますので、どうぞお楽しみに!

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