■<夢想流こそ我が命>第2話  「一所懸命って、やっぱり凄い!」

前回のラーメン屋さんの話。

僕らの街廻りのことなどよりも、何より感動的だったのは、お店の大将の一心不乱の働きぶり。再オープン記念ということで、ラーメン百円!の大サービス。昼の部150杯、夜の部150杯、それを二日間ですから計600杯を百円で!材料代のことより、その手間を考えると、普通、やってられないですよ。本格スープに手打ち麺、調理するのはは大将ひとりなんですからね。

お客さんの行列は長かったですが、珍しいちんどん屋への感想よりも、とにかく、あの大将は偉い!の感嘆の声。まさに修験道の「行」ではありませんか?一所懸命になると神がおりてくる!?そんな気がしてなりませんでした。お客さんの心にも、一生忘れられないほどの感動を生んでいたと思います。ラーメンといえど、一杯入魂です。僕らみたいな稼業の人間こそ、もっともっと、一所懸命にやらなければ!ほんと頭が下がるばかりでした。

この記事を友達に知らせる
本日の社長日記
ページトップに戻る